新型コロナウイルス緊急事態宣言の延長決定に対し、外食や鉄道、旅行業界からは28日、一段の苦境を懸念する声が相次いだ。外食大手ワタミの渡辺美樹会長は「居酒屋は瀕死の状態と言っても過言ではない」と強調。経営者らはワクチン普及に伴う今後の経済活動再開に望みをつないだ。

 この日記者会見した渡辺会長は宣言延長について「正直厳しいのが本音」とこぼした。国内全437店のうち197店が休業、188店が時短営業し、52店でしか通常営業できていないと説明。4、5月に営業損益ベースで計約12億~13億円の損失が出ていると明かした。期間延長でさらに約5億3千万円の損失を見込む。