滋賀県は、戦国武将織田信長が築城した安土城の跡地の保全や、城の実像の解明に向けた発掘調査の基本計画を策定するための会議を立ち上げ、28日に大津市内で初会合を開いた。2022年度までに計画を策定することを目標に、有識者らが今年10月に現地確認を行う方針で一致した。

 会議のメンバーはNHK大河ドラマ「麒麟がくる」で時代考証を務めた小和田哲男静岡大名誉教授や地元の代表者ら12人。発掘調査の期間や対象地域は引き続き検討する。昭和や平成時代にそれぞれ10年以上に及ぶ大規模調査が行われたが、城跡全体の2割しか解明できていないとして「令和の大調査」に乗り出す。