素粒子ニュートリノの観測を通じて宇宙の謎に迫る次世代観測装置「ハイパーカミオカンデ」の着工記念式典が28日、建設される岐阜県飛騨市神岡町で開かれた。2027年度の観測開始を目指す。

 式典はオンラインで開催。同市にある「スーパーカミオカンデ」での観測で15年にノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章・東京大宇宙線研究所長が「この日を迎えられたことをうれしく思う」と開式の辞を述べた。

 ハイパーカミオカンデは、スーパーカミオカンデの後継機。飛騨市の地下650mに、直径68m、深さ71mの巨大な円筒形の水槽を据え付ける。ニュートリノを約4万個のセンサーで捉える。