環境省は28日、新潟県佐渡市で、野生下で誕生した国の特別天然記念物トキのひな3羽が巣立ったことを確認したと発表した。今年の繁殖期では初めて。

 環境省によると、1組のペアから2羽が、もう1組のペアから1羽が巣立った。両親はいずれも野生下で生まれており、3羽のひなは「純野生」とされる。28日早朝に、巣と近くの枝を行き来する様子を、環境省職員らが相次いで確認した。

 今年の繁殖期は28日時点で、野生下で102組のペアが営巣し、22組が50羽のひなを育てている。