28日の東京商品取引所で中東産原油の先物が値上がりし、株価終値に相当する指標価格の清算値は1キロリットル当たりで前日比770円高の4万4830円を付けた。今年の最高値を更新し、2019年5月22日以来約2年ぶりの水準に上昇した。

 バイデン米政権が大型の予算編成方針を示すと伝わったことから、新型コロナ危機から米経済が早期に再生するとの期待が強まった。世界的な燃料需要の増加をもたらすと予想され、国境を越えて行き来する投資資金が東京の先物市場にも流れ込んだ。

 原油先物価格の影響を受けやすい国内のレギュラーガソリンや軽油は今後、一段と値上がりする可能性がある。