農水省が28日発表した20年の漁業・養殖業生産統計によると、養殖を含む漁獲量は前年比0・5%減の417万5千トンとなり、比較可能な1956年以降の最低を2年連続で更新した。サンマやサケ類が過去最低で、サバ類も落ち込んだ。地球温暖化を背景とする不漁が続いており、新型コロナ感染拡大による需要減も響いた。

 同省の担当者は「コロナ禍で外食を中心に需要が減り、一部の魚種で生産が伸びなかった」と指摘した。

 サンマが35・2%減の3万トン、サケ類は0・9%減の5万6千トン。サバ類は16・4%減の37万7千トンだった。養殖ではカキ類が1・7%減の15万9千トンとなった。