マイナンバー制度は憲法13条が保障するプライバシー権を侵害し違憲だとして、宮城県と青森県の男女8人が国に個人番号の利用差し止めや慰謝料の支払いを求めた訴訟の控訴審判決で、仙台高裁は27日、一審仙台地裁判決を支持し、原告側の控訴を棄却した。原告側代理人は判決後の取材に「上告を検討したい」と話した。

 全国8地裁に起こされた同種訴訟で初の高裁判断。一審ではいずれも原告が敗訴し、控訴した。

 判決理由で小林久起裁判長は、昨年6月の一審判決と同様に「個人情報の目的外利用、漏えいを防ぐ措置も講じられ、プライバシー権の侵害は認められない」などと指摘した。