【カイロ共同】エジプト・スエズ運河で3月に座礁した大型コンテナ船「エバーギブン」(愛媛県今治市の正栄汽船所有)の賠償請求額について、スエズ運河庁のラビア長官は24日、当初提案していた約9億ドル(約980億円)から約5億5千万ドル(約600億円)に減額したと明らかにした。エジプト国営テレビの番組で語った。

 運河庁は座礁原因の調査と賠償交渉が決着するまで、船を運河内の湖に留め置くとしている。

 ロイター通信によると、正栄汽船の弁護側は審理で、悪天候の中で船が運河に入るのを認めた運河庁の責任を指摘。原因調査でも船側の過失は証明されていないと主張している。