両国国技館(東京都墨田区)で24日、新型コロナウイルスワクチンの接種会場が設置され、大相撲の錦島親方(元大関朝潮)らが接種した。住民らも訪れ、接種後は土俵近くの「升席」で待機し、経過観察した。区民の男性(77)は「昨日まで5月場所をしていたのに、不思議な気分だ」と笑顔を見せた。

 区によると、日本相撲協会から国技館の使用の打診があり、接種率の向上を図るため企画。4月の募集で区民約760人の応募があり、抽選に当たった高齢者約230人が参加した。

 相撲関係者は親方や元親方の計10人で、錦島親方は車いすを付き人に押されて登場。特殊な長い注射針を使用したという。