厚生労働省の有識者検討会が創設の可否を議論している「大麻使用罪」を巡り、弁護士と医師らが24日、反対する意見書を厚労省に提出した。「刑罰で規制しなければならないほどの有害性があるか、科学的根拠が乏しい」などと主張している。

 意見書は、近年、諸外国では医療利用が進み、嗜好目的の使用についても合法化する国が増えていると指摘。現行法で使用罪がないことと、大麻使用が増加していることの因果関係は不明で、立法判断の基礎となる事実が存在しないとした。

 記者会見した亀石倫子弁護士は「若年層の大麻使用を刑罰で抑えられるかはっきりしない」と述べ、慎重な議論を求めた。