過去5年間に勤務先で育児に関する制度を利用しようとした男性の26・2%が、育児休業などを理由にした嫌がらせ「パタニティーハラスメント」被害の経験があると回答していたことが23日、厚生労働省の調査で分かった。上司による妨害行為が多くみられ、経験者の42・7%が育休の利用を諦めた経験があった。

 政府は男性の育休取得を促進するため今国会に育児・介護休業法などの改正案を提出しているが、改めて男性が育児で休みやすい職場の環境づくりの難しさが浮き彫りとなった形だ。

 複数回答で誰からハラスメントを受けたかを尋ねたところ、役員以外の上司が66・4%で最多だった。