2018年6月に職場で自殺した大分県職員富松大貴さん=当時(26)=が、公務員の労災に当たる公務災害に認定されていたことが22日、遺族への取材で分かった。地方公務員災害補償基金県支部は、長時間労働で精神疾患を発症し、自殺につながったと判断した。

 遺族は今後、県に安全配慮義務違反があったとして損害賠償を求め、提訴する方針。

 遺族によると、富松さんは18年4月に福祉保健企画課に配属され、課の決算業務を担当。資料作成の締め切りに間に合わず、土曜日の同年6月9日も出勤し、深夜に自殺した。

 県支部は、死亡直前1カ月間の時間外労働が、約102時間だったと認定した。