新型コロナウイルスの感染拡大が昨冬を大きく上回った場合に備え、47都道府県が作成した緊急対応方針で、新規感染者数の想定が1日最大1万6413人に上ることが21日、厚生労働省の集計で明らかになった。入院や宿泊、自宅療養者の合計は1日最大12万7581人。都道府県は、感染者が第3波の2倍となる状況を見込んで4月中に推計したが、既に大分など8道県で5月までに実際の感染者数が想定を超えた。

 緊急対応方針に基づき、地域の医療関係者間で病床確保策について合意しているのは、47都道府県中21都府県にとどまった。変異株拡大で、感染急増時の受け入れ体制整備が急務となる。