大阪府泉佐野市の「りんくう総合医療センター」の看護師ら155人が割増賃金など計約3億7千万円の支払いを求めた訴訟は20日、大阪地裁堺支部(森木田邦裕裁判長)で和解が成立した。原告側によると、センターが全員に解決金を支払い、職員が安全、安心に働けるよう労働環境の是正に努めるとする内容。解決金額は非公表。

 和解後に原告側は堺市内で記者会見し、代理人弁護士は「センターは新型コロナの拠点として過酷な労働環境が続いており、和解して前進しようと判断した」と説明。原告の診療放射線技師常玄大輔さんは「病院と話し合いながら職員が安心して働けるようにしたい」と話した。