【ワシントン共同】ブリンケン米国務長官は19日の声明で、ロシア産天然ガスをドイツに送る海底パイプライン「ノルドストリーム2」を巡り、計画の主体となる企業とドイツ人の最高経営責任者(CEO)に対し、警告していた制裁を科さないと発表した。トランプ前政権下で揺らいだドイツとの関係再建を重視した。一方で計画に関わる小規模なロシアの企業と船舶は制裁対象とした。

 ノルドストリーム2はウクライナやポーランドを経由せずロシアとドイツを直接結ぶ計画。ロシア産エネルギーへの依存度を下げるという欧州連合(EU)の目標に反するなどとして、米国は制裁をちらつかせて反対してきた。