【ワシントン共同】バイデン米大統領は19日、東部コネティカット州の沿岸警備隊士官学校の卒業式で演説し、中国やロシアが軍事、経済面での権益確保を急ぐ北極海などを例に挙げ、中ロに対抗して安全な貿易や航行の自由を守るために、民主主義国と連携し公正な海洋ルールを確立していく考えを表明した。「北極海でも沿岸警備隊の存在が必要だ」と訴えた。

 アイスランドのレイキャビクでは20日、米ロなど北極圏8カ国で構成し、持続可能な開発を目指す北極評議会の閣僚会合が開かれる。

 北極圏を巡っては、地球温暖化による海氷減少で航行できる範囲が広がり、米ロの主導権争いが激化している。