菅義偉首相は2日、IT企業を中心につくる新経済連盟(新経連)代表理事の三木谷浩史・楽天グループ会長兼社長と公邸で会い、民間の知見を活用した新型コロナウイルスワクチンの接種体制強化を求める緊急提言を受け取った。首相は高齢者を含め、接種を迅速に進める考えを伝えた。面会後、三木谷氏が記者団に明らかにした。

 緊急提言は、三木谷氏ら新経連幹部や京都大iPS細胞研究所長の山中伸弥教授ら有識者が4月28日に発表した。首相が目指す高齢者接種の7月終了には、1日80万回の接種が必要と指摘。首相の下に民間有識者らによる助言機関を設置し、制度設計を進めるよう呼び掛けている。