東京五輪の聖火リレーは18日、緊急事態宣言が発令された広島県での2日目を迎えた。公道の走行を中止し、無観客の中、福山市総合体育館敷地内の周回コースで実施。ランナー73人が30mずつ走って炎をつないだ。

 曇り空の下、プロ野球広島カープの元選手大下剛史さん(76)らが、トラックを13に区切ったコースを次々と走った。

 終盤に空は晴れ、最終ランナーを務めた陸上男子400m障害の世界選手権銅メダリストで五輪3回出場の為末大さん(43)が聖火皿に火を移した。「五輪、パラリンピックは選手の祭典だが、リレーは皆さんが主役で一人一人の物語がある」と笑顔で話した。