旧暦の3月に当たる4~5月、沖縄県は、親族が墓前に集まって先祖を供養する伝統行事「清明祭(シーミー)」のシーズンだ。関係する飲食など幅広い業界が「まん延防止等重点措置」の適用によって打撃を受けると予想され、県内では「どれだけの影響が出るのか」と懸念の声が上がる。

 楚南佐千恵さん(65)が働く那覇市中心部の国際通り近くの菓子店は、地元客が中心で観光客は多くないため「これまで新型コロナウイルスの影響はそれほどでもなかった」という。ただ、外出自粛が求められると、地元客の足も遠のきかねない。「シーミーの規模も縮小されるだろう。不安だ」と漏らした。