【北京共同】北朝鮮の朝鮮中央通信は9日、朝鮮労働党の末端幹部による「党細胞書記大会」が8日、閉幕したと伝えた。金正恩総書記は閉幕の辞で「人民に最大限の物質的、文化的福利をもたらすため(党組織を挙げて)『苦難の行軍』を行うことを決心した」と述べ、国際社会の制裁に対抗し、経済建設を目指す姿勢を強調した。

 「苦難の行軍」は、経済危機で多数の餓死者を出した故金正日総書記時代の90年代後半、国民に困難克服を訴えた標語。新型コロナによる国境封鎖でも経済難が深まる中、党組織を通じて結束強化を図る構えだ。

 「党細胞」は職場や地域ごとに5~30人で構成される党の最小単位。