田村憲久厚生労働相は9日の記者会見で、新型コロナウイルスワクチンの高齢者の接種について「7月または8月の早い時期までに態勢を整え、2回目の接種をしてもらいたい」と述べた。

 高齢者への1回目の接種は今月12日に始まる。政府は6月末までに、2回目の分も含めて全ての高齢者のワクチンを供給できるとの見通しを示しているが、田村氏は「6月末に高齢者全員が2回目を打ち終わるということにはなかなかならない」とした。

 一方で田村氏は、関西圏を中心に広がっている変異株は若い人でも重症化する恐れがあるとして「高齢者がワクチンを打ったからといって安心はできない」と強調した。