茶の産出額が初めて全国1位になった鹿児島県に、新茶の収穫シーズンが到来した。栽培に理想的な天候に恵まれたといい、生産者は「品質のいい茶ができた」と胸を張る。栽培の効率化が進み、無人で動く大型の茶摘み機も活躍している。

 今年は冬に冷え込んだが、春先は暖かかったため霜の被害を受けず、甘味とうま味がよく出る茶に育ったという。収穫は5月まで続く。

 県内有数の大規模茶園「鹿児島堀口製茶」(志布志市)では8日、人の腰の高さほどに育った茶の木の間を茶摘み機が進み、低音を響かせながら、次々と新芽を刈り取っていった。