警察庁は8日、2020年の大麻事件の摘発者数が前年比713人増の5034人で過去最多を更新したと発表した。7年連続で増加し5千人台は初めて。20代が2540人(590人増)で全体の半数を占め、14~19歳も887人(278人増)に上った。若年層による乱用拡大が大きな懸念となっている。

 警察庁の担当者は「インターネット上の肯定的な情報などの影響で、若者に危険性が正しく伝わっていない」と分析。ネットやSNSでの取引も広がっているとみて、サイバーパトロールや取り締まりを強化する。

 警察庁によると、人口10万人当たりの摘発者数は5・0人で16年と比べ倍増した。