広島市の原爆資料館は7日、2020年度の入館者数が過去最多だった前年度の8割減となる約32万8千人だったと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う臨時休館や入場制限、外国人観光客の減少が影響した。近年は100万人以上が続いていたが、30万人台まで落ち込むのは開館5年目の1959年度以来、61年ぶり。

 資料館は昨年2~5月と12月~今年2月に臨時休館し、開館中も常設展示への入場者数を制限した。8年連続で最多を更新していた外国人入館者数は、前年度比97%減の約1万2千人だった。

 オンラインの被爆証言会や勉強会は来日できない外国人ら約6200人が利用した。