東京五輪・パラリンピックで警備に当たる警察官が使う東京都内4カ所の臨時宿舎について、新型コロナウイルス軽症者の滞在施設に転用するため約37億円かけて改修したものの、一度も使われなかったことが7日、警察庁への取材で分かった。元に戻すため約11億円かけて再改修する。

 軽症者の受け入れ判断を担う東京都が、後に確保できたホテルを優先的に使用したという。都の宿泊療養担当者は「新規感染者が爆発的に増加した米国に日本も続くのではという危機感があり、ホテルが部屋を貸してくれるのか見通せない状況だった」と説明した。