日本郵便は6日、長崎住吉郵便局(長崎市)の元局長の60代男性が知人らから多額の現金を詐取したとして、社内調査していると発表した。不正は少なくとも1996年に始まり、25年以上にわたっていた可能性もある。2019年3月末の退職後も繰り返していたといい、東京都内で記者会見した根岸一行常務執行役員は、50人以上から10億円超を詐取した可能性があると明らかにした。

 架空の郵便貯金の勧誘を装うなどしていた。今年1月下旬、被害者から「貯金の解約を申し出たが応じてもらえない」との相談がゆうちょ銀行長崎店(同)に寄せられて発覚した。元局長は詐取について認めているという。