北朝鮮が新型コロナから選手を保護するとの理由で東京五輪の不参加を突然表明し、大会組織委員会は6日、対応方針の検討に入った。日本での感染再拡大やワクチン接種の遅れが指摘される中、不参加を表明した国は初めてで、他の国・地域へ影響も懸念される。

 北朝鮮は1964年東京五輪も不参加に終わっており、夏季大会で参加見送りとなれば南北で対立した1988年ソウル五輪以来、33年ぶり。五輪を通じ南北融和の流れを後押ししてきたIOCにも痛手となる。

 組織委関係者は「北朝鮮の対応で『東京五輪は危ない』と思ってしまう国が他にも出てくるかもしれない」などと指摘した。