政府は6日、今後5年間の政策をまとめた「子供・若者育成支援推進大綱」を決定した。大綱策定は3度目。コロナ禍で深刻化する若年世代の孤独・孤立問題や格差拡大への対策が柱で、自殺の増加を受け、相談体制の充実などに取り組む。

 大綱では孤独・孤立について「自殺や引きこもりなどさまざまな社会問題に共通する背景」と指摘。子どもを取り巻く環境は、コロナ禍や激甚災害、児童虐待、性被害を挙げ「いつ、どこにいても生命・安全の危機に直面しうる状況」とし、安全確保を最重要課題と位置付けた。

 2020年の自殺者数は、前年に比べ912人増の2万1081人。若い世代の増加が顕著だった。