沖縄本島に7千年以上前からブタが多数存在していたことを、名古屋大と沖縄県立埋蔵文化財センターが6日までに突き止めた。縄文時代の野国貝塚(同県嘉手納町)から出土したイノシシとされる骨の形を分析した結果、大部分が家畜化したブタだったと判明。年代測定では、国内でも最古のブタの骨とみられることも分かった。

 出土したブタは中国大陸から持ち込まれたと考えられ、名古屋大の新美倫子准教授(動物考古学)は「交流があまりないとされてきた縄文時代の中国大陸と日本列島の関係について、再検討する必要がある」と話している。

 野国貝塚ではこれまで、661頭分の骨が見つかっている。