国土交通省は6日、今後5年間の無電柱化推進計画案を公表した。災害時、救助や物資輸送の要となる緊急輸送道路を重点に、全国約4千キロで無電柱化に着手すると明記。コストの2割削減、設計から完了までの期間を平均7年から3年短縮する目標も盛り込んだ。5月に正式決定する。

 全国には約3600万本の電柱があり、計画案は「減少するどころか増加している」と指摘。災害に強い「脱・電柱社会」を目指し、新設を増やさず、既設のものは地中化などを急ぐ。

 計画期間は25年度まで。電柱が倒壊すると通行できなくなる市街地の緊急輸送道路は着手率を38%から52%へ引き上げる目標を掲げた。