ニコンは6日、人工衛星など宇宙航空関連部品の受託加工を手掛ける米国企業の株式の過半数を取得し、子会社化したと発表した。多様な加工ができるニコンの3Dプリンター技術で中小型衛星の部品を生産する計画だ。買収額は非公表だが、数十億円から100億円弱の規模とみられる。

 買収したのは米カリフォルニア州に本社がある「モーフ3D」。2015年設立で、従業員数は約30人。欧米の主要な宇宙航空機メーカーを顧客に抱えるという。

 インターネット接続に使われる中小型衛星は、市場が急拡大している。ニコンはカメラ市場が縮小する中で、新たな収益源になると見込む。