【ハノイ共同】ベトナム国会は5日、新たな国家主席にグエン・スアン・フック首相(66)を、後任の首相にファム・ミン・チン共産党中央組織委員長(62)を選出した。今回の人事で最高指導者グエン・フー・チョン党書記長(76)を頂点とする同国中枢の4ポストが確定。米中いずれにも偏らないバランス外交を堅持し、日本重視の方向性も変わらないとみられる。

 国家主席は元首に当たり「外交の顔」の役割を果たす。これまではチョン書記長が兼務してきた。フック氏は中部クアンナム省出身で、官房長官や副首相など政府の要職を歴任後、2016年4月から首相。手堅い実務派として知られる。