東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)の核物質防護不備を巡り、同県の花角英世知事は5日、原子力規制庁の荻野徹長官と面会し、2017年の同原発6、7号機の審査合格決定時、原子力規制委員会が東電に技術的能力があると認めた判断が妥当だったのか再評価するよう求めた。荻野氏は「追加検査の中で厳しくみていく。目指すところは同じだ」と応じた。

 花角氏は「東電に対する県民の信頼は大きく損なわれている。特に中央制御室への不正入室、核物質防護設備の機能不全は深刻な案件と受け止めている」と指摘。面会後は報道陣に「(規制委が)許可(合格)を取り消すことも含めて考えてほしい」と話した。