大阪府の吉村洋文知事は5日、新型コロナウイルス感染者急増で府内の医療提供体制が逼迫しているとして、近く独自基準「大阪モデル」の警戒度を「赤信号」に引き上げ、医療非常事態宣言を出さざるを得ないとの見方を示した。府庁で記者団に「数日中に対策本部会議を開き、発出することになると思う」と述べた。

 大阪モデルでは重症者向けの病床使用率が70%以上になると、非常事態を示す赤信号が点灯する。使用率は4月4日には60・3%に急上昇している。吉村氏は変異株拡大の影響を指摘し「重症化が早い。病床(使用率)は垂直に近い状態で上がっている」と危機感を示した。