防衛省沖縄防衛局は30日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古沿岸部への移設に関し、軟弱地盤を含まない区域約41ヘクタールで、海面から3・1メートルまで陸地化が完了したと発表した。埋め立ては今後も続け、最終的に5・7~10メートルの高さまでかさ上げする。

 岸信夫防衛相は30日の会見で、埋め立て工事について「普天間飛行場の一日も早い全面返還を実現するため着実に進めたい」と述べた。

 工事計画では全体で約152ヘクタールを埋め立てる。沖縄防衛局は2020年4月、軟弱地盤の改良工事のため設計変更を県に申請したが、玉城デニー知事は申請を認めない構えだ。