政府は30日、7月中の全高齢者への新型コロナウイルスワクチン接種完了に向け、5月下旬~6月最終週までの市区町村ごとの配送量を各都道府県に通知した。全高齢者分の接種を賄う分量を6月末までに送る。接種完了時期を「8月以降」「検討中」としている自治体に対し、7月末への計画前倒しを要請した。菅義偉首相は同日、官邸で記者団に「7月末を念頭に終えるように全力を尽くす」と重ねて強調した。

 配送量の通知については、河野太郎行政改革担当相が30日午後、記者会見で発表。高齢者のワクチン接種を巡って、政府は6月末までに全量を調達する方針を明らかにしていた。