傷害事件の容疑者の自宅を家宅捜索中に容疑者の新型コロナウイルス感染が判明し、警視庁巣鴨署が逮捕状の執行を見送っていたことが30日、署への取材で分かった。

 署によると、東京都豊島区で昨年10月に発生した傷害事件の捜査で、都内に住む暴力団組員の男の自宅を今月28日に家宅捜索した。その際、男が捜査員に対し、コロナに感染して自宅療養中だと申告。署は保健所と病院に事実確認し、既に取っていた逮捕状の執行を見送ったという。

 現場で男とやりとりをした捜査員については、署へ戻さず、そのまま自宅待機としたが、保健所からは濃厚接触者には当たらないと連絡があったとしている。