滋賀県甲賀市は30日、ホストタウン事業として予定していた東京パラリンピックのシンガポール選手団の事前合宿実施を、断念すると明らかにした。同国のパラ連盟から、新型コロナウイルスの感染リスクを踏まえて合宿を中止するとの連絡があったという。

 市によると、アーチェリーや自転車など5競技の選手団が、8月中旬に市内で合宿することになっていた。市は住民と選手の交流行事も計画していた。

 シンガポールのパラ連盟から4月21日に岩永裕貴市長宛てで届いた親書には、選手団を外部との接触を極力回避した上で大会会場へ派遣する方針が記されていた。