経済産業省が30日発表した2020年度の鉱工業生産指数速報(15年=100)は、前年度と比べて9・5%低下の90・4だった。低下は2年連続。新型コロナウイルスの影響により幅広い業種が打撃を受けたことで大幅に悪化。現行基準で比較可能な13年度以降で最も低い水準となった。

 ただ最近は回復基調にあり、同時に発表した21年3月の生産指数速報(季節調整済み)は前月と比べて2・2%上昇し、97・7となった。上昇は2カ月ぶり。自動車や鉄鋼・非鉄金属などが堅調だった。基調判断は前月の「生産は持ち直している」を据え置いた。