女性が男性の顔に泥を塗り、無病息災や豊作を祈る「どろんこ祭り」が3日、高知市長浜の若宮八幡宮であった。雨が降る中、白い浴衣に赤いたすきを掛けた地元の約10人の女性が田んぼで早苗を植え、太鼓の合図とともに、一斉に見物客に泥を塗った。昨年に続き、新型コロナウイルスの感染対策を取った。

 諸説あるが、江戸時代、領地検分に来た2代目土佐藩主山内忠義の着物の裾に田植え中の女性が誤って泥を掛け、それに対し忠義は女性の労をねぎらい、農民が泥をかけ合って喜んだのが起源とされている。