輸送機器メーカーの新明和工業(兵庫県宝塚市)は3日までに、自動運転車で難易度の高い機械式駐車場にバックで車庫入れする実証実験に成功したと発表した。駐車場設備と車が双方向で通信して1センチ単位で正確な位置に誘導する。将来的な事業化に向けて自動車メーカーと協議しながら開発を進める。

 同社は群馬大と2017年から共同研究を開始した。機械式駐車場には段差や溝があり、すでに普及している自動運転技術では正確な位置に駐車するのが難しかった。実証実験では設備側にもセンサーを設置し、衛星利用測位システム(GPS)の電波が届きにくい機械式駐車場で精度の高い誘導を実現した。