【シンガポール共同】シンガポール通貨庁(中央銀行に相当)とタイ中央銀行は29日、携帯電話番号を通じ、国境を越えて銀行口座間の即時送金ができる枠組みを構築した。東南アジア地域の個人間の決済や送金の利便性を高め、経済統合を加速させる。両中銀によると、世界初の試み。年内に東南アジアの一部の国も加わる見通し。

 シンガポールやタイでは原則、銀行口座が携帯電話番号に紐付いており、相手の番号を知っていればスマホのアプリなどから送金できる。新しい取り組みには両国の大手銀行7行が参加した。

 これまで銀行の国際送金は着金に1~2日程度かかっていたが、5分ほどで可能となる。