【モスクワ共同】ロシアの反体制派ナワリヌイ氏陣営の幹部ボルコフ氏は29日、ナワリヌイ氏が率いてきた汚職を追及する組織を解散すると発表した。司法当局が「過激組織」に認定する準備を進めており、組織のメンバーや支持者の刑事訴追を回避するため、解散に踏み切った。

 プーチン大統領の長期支配を厳しく批判してきたナワリヌイ氏の組織が解散に追い込まれたことで、政権が専制的体質を一層強めることが懸念される。

 ボルコフ氏はユーチューブなどを通じ、近く過激組織と認定されるのは確実で、存続は不可能と表明。組織の各地事務所は単独の政治団体となり、汚職追及などを実施していくという。