【北京共同】中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報(英語版)は29日、14億人を抱える中国の人口が2022年にもピークに達し、減少に転じるとの見通しを伝えた。政府は昨年実施した国勢調査の結果公表を延期。人口減は国力の衰退要因ともなるため、データの取り扱いに慎重になっているもようだ。

 中国の人口が減れば毛沢東が発動して大量の餓死者を出した大増産政策「大躍進」運動(1958~60年)の時期以来となる。

 環球時報は複数の専門家の分析として、近く出生者数が死者数を下回り人口が1、2年以内にピークに達すると報道。人口抑制策を廃止するなど政策の調整が迫られるとした。