政府が2021年度の新型コロナウイルス対策予備費から5千億円を支出する方針を固めたことが28日、分かった。緊急事態宣言の再発令に伴い影響を受ける事業者への支援に充てる。30日に閣議決定する。21年度のコロナ対策予備費の支出は今回が初めて。

 政府は21年度一般会計に防衛費とほぼ同額の5兆円のコロナ対策予備費を計上した。今後も予備費を活用し、迅速な財政支援につなげる方針。ただ、使い道を政府の裁量で決められる予備費使用には批判もあり、支出内容に対する丁寧な説明が求められそうだ。

 政府は20年度内に11兆5千億円のコロナ対策予備費を積み、残りが約5千億円。