財務省は28日の全国財務局長会議で4月の経済情勢報告を示した。全国の景気を「厳しい状況にあるなか、一部に弱さがみられるものの、持ち直しつつある」とし、前回1月の判断を据え置いた。地域別では全国11地域のうち、生産活動の持ち直しなどで北陸を上方修正したが、10地域で判断を維持した。

 新型コロナウイルス感染再拡大に伴う3度目の緊急事態宣言発令などで、先行きについて地域経済の下振れリスクの高まりに十分注意する必要があると指摘した。全国の判断据え置きは2期連続。

 個人消費は近畿と四国で下方修正し、他は据え置いた。百貨店では客足が減少傾向で、観光が低調に推移した。