【ワシントン共同】米国のハリルザド・アフガニスタン和平担当特別代表は27日、上院外交委員会の公聴会で、アフガンに米軍を駐留させるのは国益ではないと訴え、撤退以外の選択肢はなかったと理解を求めた。出席議員からはアフガンの反政府武装勢力タリバンの勢力拡大や女性の権利後退への懸念が相次いだ。

 バイデン政権は5月1日に撤退を開始し、米中枢同時テロから20年となる9月11日までの完了を目指す。ハリルザド氏は「(トランプ前政権下で米軍の)撤退を盛り込んだ和平合意が結ばれており、覆せばタリバンとの戦いは無制限に続く」と述べた。