福島県のいわき市漁業協同組合は27日、東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出を政府が決めたことを受け、国の担当者を招いた対話型の集会を開いた。江川章組合長によると、出席者からは海洋放出への反対意見が相次いだ。集会終了後、江川氏は「このままでは福島の漁業が衰退してしまう。風評対策について今後も国としっかり話し合いたい」と述べた。

 集会は非公開。漁協幹部や各地区の代表者ら計約40人が出席した。江川氏によると冒頭、内閣府の担当者が「海への放出しか方法がなかった。申し訳ない」と陳謝した。出席者からは反対意見のほか「具体的な風評対策を説明して」との声が出たという。