環境省は27日までに、沖縄県石垣島と西表島の間に広がる国内最大のサンゴ礁「石西礁湖」について、過去の大規模な白化現象から回復傾向にあるものの、全体としては厳しい状況が続いているとの調査結果を発表した。昨年確認された生きたサンゴの割合は、白化後の2017年に比べて2%しか伸びておらず、回復はいまだ道半ばの状況だ。

 環境省が20年9~10月、石西礁湖の東西約30キロ、南北約20キロの31地点で調査。生きたサンゴが海底を覆う割合を表す「被度」は16年に19・1%だったが、大規模白化で17年に9・2%と半減。その後19年は10・7%、20年は11・5%となった。