【ワシントン共同】カナダの主要都市トロントと近郊を結ぶ鉄道が、列車が出発する際などに乗務員が指をさし、声を出す日本で広く用いられている鉄道の安全確認手法「指さし確認」を導入した。関係者が鉄道大国の日本で安全運行に役立てていることに関心を持って採用を決め、カナダでも「日本流」を軌道に乗せようと意気込む。

 「クリアライト、クリアレフト(右よし、左よし)」。乗務員が駅で列車前方と後方を大きな身ぶりで声を出してチェック、利用者の乗降が終わったのを確認すると扉を閉めた。通勤客を運ぶ鉄道「GOトランジット」で見られるようになった光景は、まるで日本の車掌業務のようだ。